中植正剛 神戸親和女子大学准教授 教育工学を専門にする大学教員の日々の雑感


by toshishyun

カテゴリ:アメリカ文化( 36 )

クルマ社会

日本では、若者が車を買わなくなっていますね。

かっこいい車を買うことで自分を表現するという、そういう自己表現に価値が置かれなくなったのかな、と思います。そしてなにより、買わないのではなくて、買えないというのが本当のところでしょう。車庫にお金がかかる、車検にお金がかかる、重量税がかかる、保険に維持費、高速料金に駐車料金、ガソリン代・・・。

団塊の世代の延命のために、給与・雇用条件をどんどん悪化させられている若者が車をポンポン買えるわけがありません。

アメリカの事情はどうでしょうか。アメリカは車社会ですから、車がなければ生活できません。自分で実際に車を持ってみて、あぁ、車社会だなぁと思ったことを紹介します。参考までに、日本との比較を書いています。

日本との費用比較は、若者が免許を取った最初の[3年間]で比較してみたいと思います。車は、中古車を買ったとします。かなりのどんぶり勘定です。駐車料金などは、京阪神あたりを想定しています。

洒落ですので、あくまでも、参考までに。

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その1: 免許取得のコストが安い

・ 試験代の26ドル(約2600円)だけです。

日本との差額=約265,000円  *) 京都某教習所268,500円を参考

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その2: 税金が安い

・ 登録料は100ドル(約1万円)くらいで済みます。その後、毎年30ドル(約3000円)です。

日本との差額=約78,200円
 *)自動車税69,000円(2年:3年目は車検で取られるので), 重量税25,200円(2年)として計算
 *)面倒なので、グリーン税は考慮していません(笑)

ここまでの差額の合計= 約343,200円

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その3 車庫代がない

・ 車庫証明、車庫代金、いりません。自分の家にガレージがあればそこに停めますし、なければ、路上の駐車禁止区域以外のところに停めておきます。

日本との差額=720,000円 *)月20,000円として計算

ここまでの差額の合計= 約1,063,200円

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その4: 車検がない

・ 車検はありません。スモッグチェックと言って、2年に1度、排気ガス中の有毒物質が基準以下かどうかの検査を受けます。50ドル(5000円)くらいで済みます。

日本との差額=100,000円くらい? 
(このままでは自動車税が4年目の分も入ってしまうので、半分に割って、50,000円かな?)

ここまでの差額の合計=約1,118,200円

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その5: ガソリンが安い

・ 現在1ガロン$2.50程度です。1ガロン=3.7Lですから、リッター68円ですね。

日本との差額= 129,600円 )* 30Lを月に3回入れたとして計算。日本は108円/Lで計算

ここまでの差額の合計=約1,247,800円

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その6: あちこちの駐車場代が安い

・繁華街、ショッピングモール、駅の近くなどに公営の駐車場があります。無料です。
・路肩も、駐車禁止場所でなければ自由に停められます。

日本との差額= 151,200円
*) 毎月、1,800円を4回とします。
 (週一回街に出て、コインパーキングに上限まで停めたと想定)
*) アメリカは月$30としました (街中の有料パーキングに停めることがあるため)


ここまでの差額の合計=約1,399,000円

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その7:もちろん、高速料金はタダ

・どこまでいってもタダです。
・橋などの場合は、料金を取られることがあります。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ、ベイブリッジは、片道だけ徴収で4ドル(約400円)です。

日本との差額= 482,400円
*) 神戸から大阪市内まで(往復2400円)月2回、神戸から京都まで(往復4300円)月2回としてみます。 

ここまでの差額の合計=約1,881,400円

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まぁ、こんなとこでしょうか。すごいですね、1年あたり、63万円もの違いがあるんですねぇ。(細かい計算間違い、ごめんなさい)

ちなみに、日米で保険代はそれほど変わらないという印象です。あと、車の購入時の消費税ですが、アメリカは個人売買も盛んで、書類の額面上の譲渡金額を100ドル位にしとけば、消費税は10ドル(1000円)程度で済みます。

しかし、これを見て、アメリカはいい、日本はダメというのは早計で。

なぜなら、アメリカは公共交通網がとても不便だからです。日本は、無料の公営駐車場を作るかわりに、鉄道やバスに投資してきたんでしょうね。

日本は電車の運賃が安いです・・・と書こうとして調べたら、阪急電車とCalTrainの距離あたりの運賃はあんまり変わりませんでした。トホホ。しかしまぁ、日本は、赤字路線でもみんなのために営業してくれてる路線がいっぱいあることですし。

あぁ、そうそう、アメリカは交通違反の罰金は高いですよ。3万円とか4万円はざら。フリーウェイで、2名以上乗車していないと通ってはいけないレーンを違反して走行すると、10万円以上とられます(看板にはなぜか281ドルとしか書いてないのに)。
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by toshishyun | 2009-04-27 05:10 | アメリカ文化

灼熱

今週は、暑いです。おとといから気温は30度を越し、先日は33度、今日も32度。

日差しもキツく、すぐにむくんでしまうので、こんな恰好で大学に。

帽子似合わないからあんまりかぶりたくないんだけど、仕方ありません。LAで買ったPeter Grimmというところの帽子です。

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by toshishyun | 2009-04-22 10:00 | アメリカ文化

中華

週末なので、近所にできた中華バイキングを食べにいってきました。

あれこれ、世界中の食べ物が食べれるのが、日本やアメリカのいいところです。

見慣れないものがあるなぁと思ってよく見たら、ザリガニでした・・・。基本的に好き嫌いはないので、話のタネに食べてみようかなと思ったのですが、殻もむかずに丸ごとだったので、なんとなく気が向かず、写真だけにしました。

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日本ではあんまりお目にかからないので、次回挑戦してみようと思います。

全然関係ないですが、下の写真のペンギンに似ているといわれました。

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by toshishyun | 2009-04-05 14:37 | アメリカ文化

洗車

洗車に行ってきました。

洗車機に入れる前は、ドアを開け放って、2人一組のおじさんが中を掃除してくれます。車内清掃用のレーンが、全部で5つあるので、5台一度に掃除します。10人~15人くらいの掃除係のおじさんがうろうろしています。

それから洗車機に車が移動させられ、そのまま洗車機に突っ込みます。機械に入って行く前に掃除係のおじさんは車を降り、車内清掃用のレーンに戻って、次の車を取りにいきます。

携帯で撮影したのでちょっと見づらいですが、こんな風に、レールに何台も車を載せ、ベルトコンベア式に洗車機の中をくぐらせていきます。

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洗車機の出口付近でスタッフのお兄さんが乗り込み、洗車機から出てきた車は、拭き上げのところまで移動させられて、拭き上げ専門のスタッフの人が拭いていきます。1台につき二人くらいが担当します。

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というわけで、アメリカの洗車は、ベルトコンベア式の人海戦術です。洗車場なのに、自動車工場のような方式。

締めて12ドルなり。
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by toshishyun | 2009-04-02 10:45 | アメリカ文化

数 算数教具

Digi Blockという、小学校で使われる数を学ぶ算数教具についての話を、開発者の息子さんのGavi Kohlberg氏から聞きました。アメリカの学校ではBase-10ブロックがよく使われますが、Digi Blockは、数の位どりの概念をより忠実に表わした教具だということです。

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10の位をあらわすカプセルの中には、1の位を表すカプセルが10個入ります。100の位をあらわすカプセルの中には10の位を表すカプセルが10個入ります。それぞれの位のカプセルは、大きさは違えど形は同じというところがこの教具のポイントです。また、それぞれのカプセルは、その下の位のカプセルが10個入るまでは閉めることができません。シンプルですが、よくできています。アメリカ、カナダ、イスラエルなどの10000以上の学校で利用されています。

Digi Block - See the Math!
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by toshishyun | 2009-03-19 03:01 | アメリカ文化
本日、ディスカバリーが打ち上げられました。打ち上げの様子はNASAのテレビ中継を通じて見ることができます。

毎回、打ち上げの実況で、アナウンサーが、そのミッションに合った「決めぜりふ」を言います。この決めゼリフがいかにもアメリカっぽくて好きです。

今回のミッションはSTS-119ですが、こんな感じでした。

"3, 2, 1 ・・・ there's ignition and lift off of the space shuttle discovery, taking the spece station to full power for full science!"  (3, 2, 1 点火、打ちあげです。スペースシャトルディスカバリー、科学の進歩のために宇宙ステーションをパワー全開に!)


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by toshishyun | 2009-03-16 15:03 | アメリカ文化

アメリカの日曜日

今日は日曜日。データ分析中ですが、音消してテレビつけてます。

サンディエゴペトコパークWBC、日本対キューバ。現在日本が3点を先制したところです。もう夏時間になり、外はとても明るいです。夕刻にはスペースシャトルディスカバリー(STS-119)が打ち上げで、現在ケネディスペースセンターで最終調整中だそうです。ネットのNASA TVでときどき確認をしています。

アメリカの休日という感じがします。
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by toshishyun | 2009-03-16 06:12 | アメリカ文化
仕事の打ち合わせメールを書いていて、困ったことに、primary(第一の), secondary(第二の)の次が出てきませんでした。答えは、tertiary(第三の)。あまり使いませんからね。

そういえば、昔読んだエッセーで、大阪のお好み焼き屋さんかなにかの壁のメニューで、「シングル」「ダブル」・・・「サブル」と書いてあったというのを読んで大笑いしたことがあります。答えはもちろん「トリプル」ですね。

アメリカは一昨日から夏時間で、一時間時計をすすめています。夕刻の7:30頃でもまだ明るいのですが、ようやく慣れてきました。
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by toshishyun | 2009-03-11 14:41 | アメリカ文化
学校を見ると社会の将来が見えるといいます。そして、日本は、よくも悪くも、すぐにアメリカのマネをします。

つまり、アメリカの教育を見ると、日本の教育の未来が、そしてその先の日本の社会を見通すことができるというわけです。

下記のリンクは、dePaul大学の高橋先生が書かれた記事です。ぜひ読んでください。未来予想図として読むと、非常に考えさせられます。

時間が無い場合は、「3. 日本からみたイメージと異なるアメリカ」から読むといいと思います。アメリカに対する見方が変わると思います。

対岸から見た日本の教育

ホントは自分で高橋先生みたいな記事を書ければいいんですが、まだまだ見識不足であります。ただ、何度もアメリカに来て色々見聞きしている僕に今できることは、それを紹介することです。

最後に一つ付け加えると、アメリカに視察に来る日本人は、アメリカの「いいところ」だけを表面的に見て帰ることが多いということです。

質問、コメントがあれば、よろしくお願いします。わかる範囲でお答えします。わからなければ、周りの人に聞いてきます。
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by toshishyun | 2009-03-10 14:14 | アメリカ文化

このあたりでは、桜、咲いてます。2週間くらい前から、ちらほら見るようになりました。

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現在、データ分析に備えて、あれこれ論文読んだり、本読んだりしてます。まとめてここに載せたいのですが、まとめる切る前に次また読んでの繰り返しです。とりあえず最近読んだやつだけでもリストにしてアップしてみようかな・・・。

気がつけばもうすぐ3月。

今週末はトラフィックスクールに行ってきます。なぜなら、スピード違反しちゃったからです・・・。初犯なので、スクールに行けば、違反歴を取り消してくれます。けど朝から8時間みっちり・・・・(泣)。
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by toshishyun | 2009-02-26 11:58 | アメリカ文化