中植正剛 神戸親和女子大学准教授 教育工学を専門にする大学教員の日々の雑感


by toshishyun

授業研究見学

アメリカの学校には、先生が集まって共同で授業研究をする習慣はなかったのですが、10年ほどまえから、日本式の授業研究がアメリカでも取り入れられ、ここベイエリアでも広がりを見せています。

昨日は、スタンフォード大学のとなり町の小学校の授業研究を見に行きました。この小学校で授業研究がおこなわれるのは、これが初めてです。

見学したのは、授業計画でした。3年生の先生が集まって、共同で教材研究をしながら、予想される生徒の反応などを検討して、指導案を作っていきます。

はじめての取り組みとあって戸惑うところもあるようですが、サンマテオ・フォスターシティ学区で授業研究の経験を積まれた先生を外部から呼んで、その先生の手助けを得ながらすすめていました。

見ていていろいろと面白かったのですが、感心したのは、「教師主導型」の授業から、「生徒による発見型」の授業への変化の瞬間が確認できたことです。共同で授業研究をしたことにより、問題解決に対する多様な視点が提供され、それによって、生徒の多様な問題解決を大切にしたいという意識が共有された結果のようです。

研究授業は2月に行われます。意図したとおりにうまくはいかないのが授業の常ですが、見学するのを楽しみにしています。
[PR]
by toshishyun | 2009-01-14 12:07 | ラーニングとテクノロジー