Stanford IT Openhouse
2008年 10月 24日
大学の中でも、いろいろなサービスがあって驚かされます。
ウェブサービス部門からは、
・ 大学のホームページのテンプレートを使って、簡単にホームページが作れるサービス
・ ボタンをクリックしていくだけで、オンライン調査などのフォームが簡単に作れるサービス
などが出品されていました。
そのほかにも、
オリジナルのLMSである「Coursework」の展示
iPhone向けの、授業登録・人名目録検索、学費支払いアプリケーションの紹介
キャンパス全体のネットワークを監視する部門の紹介
医学部生向けの、臨床実験方法を教えるオンライン教材の紹介
ITに関する疑問質問を、自然語検索で答えるサイトの紹介
などなどがありました。すべて、スタンフォードのIT部門内で開発されています。それぞれのチームにスタッフが数人配置されているという、とっても贅沢なIT環境です。
外部の企業からはCicsoのWebEXというハイエンドのオンライン会議システムが紹介されていましたが、スタンフォードと契約しているということで、スタンフォードのメンバーであれば、ひと月30ドルぐらいで利用することができます。うーん、うちの大学なら数百万払っても、利用者はせいぜい数人だから、結局元がとれなくてこんなハイエンドな電子会議システムは買えないんだよなー。スケールメリットってすごいなぁ。
スタンフォードのように、何千人もの人が利用する環境だったら、IT部門もほんとにいろいろなサービスが企画できるし、とても贅沢な環境だなぁと指をくわえてみてきました。