中植正剛 神戸親和女子大学准教授 教育工学を専門にする大学教員の日々の雑感


by toshishyun

S小学校授業研究 ICTを活用して

火曜日、兵庫県山間部のS小学校の授業研究会にお邪魔した。S小学校は全校生徒が90数名の小規模な小学校である。お昼休みに到着すると、年齢の異なる男女の児童たちが校庭で一緒にサッカーボールで遊んでいる元気な様子が目にとびこんできた。異年齢の子どもたちが共に育つという都会では見られにくくなった姿である。校舎は築6年のきれいな木造で、オープンスペースを贅沢に配置したゆったりと落ち着いた環境の学校だ。玄関のホワイトボードには、とてもきれいな字で歓迎のメッセージを用意していただいた。

窓口となる先生や研究主任の先生と事前に何度かお話しをしたが、研究の進め方について八方手を尽くしながらも、どのようにして研究として高まりをもたせられるかが課題となっているとのこと。今日はその部分で何かよいものを残せたら、という課題意識を持ちながら臨んだ。

授業内容は、新学習指導要領で6年生から5年生に下りてきた単元である「単位量あたりの大きさ」であった。新卒4年目の若手の先生が授業者であった。授業の導入では、ICTを活用しながら、学校行事で訪れた旅館の各部屋の混み具合を、児童の顔写真を用いたスライドをテンポよく提示することで、児童が生き生きと興味をひきつけられていた。S小学校は小規模校なので、若手教師が授業の中で小気味よくICTを活用する姿を見ることでICT活用が全校的に広まってゆくだろう。
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by toshishyun | 2010-07-08 16:51 | 授業研究