算数教具 ジオボード
2009年 06月 08日
このように、プラスティックのボードに、規則正しく並んだペグがついていて、輪ゴムをひっかけるというだけのシンプルな教具です。
ジオボードは、小さな子どもから大人まで、無限に学び方が広がるすてきな教具です。三角形や四角形、平行や垂直、対称、面積、角度、などなど、いろんなことが学べます。日本の小学校で取り入れている先生もたくさんいるので、ネット上で指導案が検索できます。知能育成の教室や塾でも取り入れられているようです。
ジオボード自体はそんなに高いものではないのですが、アメリカからの取りよせだと2,3週間かかる場合があります。1つや2つだと、送料のほうが高くかかってしまいます。
インターネットには、Flashのジオボードがあります。
まずはこれ。
http://nrich.maths.org/content/id/2883/circleAngles.swf
使い方はこんな感じです。
このジオボードの特徴は、ペグ(釘)の並び方や数を変えることができるので、年齢や内容に合わせたジオボードが作れるところです。
弱点は、次のように、一部が凹んだ形をつくれないことです。(画像は合成です)。
次のジオボードなら、凹んだ形でも作ることができます。
Math Playground
使い方はこんな感じです。
説明にもあるように、このジオボードの特徴は、作った形の面積や、周囲の長さが表示されるところです。表示する前に、まずは自分で考えてみて、答え合わせにつかうのがいいと思います。
上記で挙げたようなちょっと複雑な形や、多角形の面積を求めるのに使うと面白そうです。作った形を印刷して、補助線を書きこみながら考えたり、いろんな学び方ができそうです。
このジオボードは、さっきのジオボードのように、ペグの並び方や数を変えることはできません。