算数の教科書
2009年 05月 13日
保護者、教員、校長、学区の職員からなる委員会で選定しますが、その選定を巡ってはインターネットのフォーラムで、保護者同士のアツイ議論が交わされてきました。僕の研究所の同僚も、自分の子どもに関わることですから、かなり気になっていたようです。
なぜこんなにみんなアツくなるのか、それは、アメリカの場合は、全国統一の学習指導要領がないため、教科書が変わるということは、カリキュラムそのものが変わるということを意味するからです。教える内容、その教え方、教え方の背景にある教育観・学習観、どの学年でどういう順番で教えるか、そういったものが根底からがらっと変わるわけです。
そして、これはアカンと保護者が判断したら、我が子を守るために、自分たちなりの教科書を買ってきて子どもを教えたり、公文に子どもを通わせたりします。そうやって家庭で自衛するわけです。
そして、どうやらこのEveryday Mathは「アカン」教科書だと判断する保護者が多いようで、公文は今後かなり儲かりそうだということです(笑)。
そのあたり、いろいろ調べてたら、シリコンバレーでお子様を育てておられるこの方のブログに行きつきました。
算数の教科書選定 http://blog.livedoor.jp/parsley777/archives/51597277.html
算数教科書 Saxon Math シリーズ
http://blog.livedoor.jp/parsley777/archives/51622370.html
ものすごい労力を使って調査されています。すごいですね、母は強しです。読んでいて、いろいろと新しいことがわかりました。